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朝倉市議会議員 かげ哲也の公式ブログ

鹿毛哲也の政治活動のブログを展開しています。どうぞご覧下さい。

6/16 小石原川総合連絡協議会総会

表題の総会が盛大に開催され予算決算などが承認されました。小石原川ダムの進捗状況なども説明を受けました。

これは私にはまだ結論づけてはいませんが、下記の記事について考えさせられるようになりました。

ー記事抜粋ー

森から川、川から海のつらなりを取りもどそう

 近年カナダでは、ビクトリア大学のトム・ライムヘン教授によって、サケが森に海の成分を運んでいることが明らかになり、カナダ政府は、「サケのための"カムバックサーモン"」ではなく、「森から川、川から海へ至るつらなり」またその逆の「海から川、川から森へ至るつらなり」を取りもどすことが、全生物および地球という生命体にとって最も重要であったことを認識した。(拙著「ダム撤去への道」<東京書籍>に詳しい)

 そのためカナダでは、木材会社が木を伐る度に税金を払い、その税金が「川の再自然化」という公共事業に使われるという施策が行われている。
 この"サーモンの教え"は、私達人類が、「近代科学」や「近代河川工法」などを使って地球を牛耳っているつもりでいても、しょせんは、「森が海によって生かされている」ことすら、20世紀の末にようやく、一人の科学者がそれに気づいたにすぎないという、私たちのあまりにもなさけない現実を教えていないだろうか。

 私たちがその「近代科学」で誕生させてしまったものは、「狂牛病」であり、「鳥インフルエンザ」であり、「アユの冷水病」といった難病である。
 ヨーロッパでは、チェルノブイリ原発の爆発という惨事が市民に警鐘を与え、人々を「自然エネルギー」と「川の再自然化」にむかわせた。
 アメリカでは、ミシシッピ川の大水害が"ダム神話"をくつがえし、1995年の「アメリカにおけるダム開発時代の終焉宣言」(拙著「ダムと日本」<岩波新書>に詳しい)に至った。そして、"ダム撤去への道"に拍車がかかり、すでに600を越えるダムの撤去が終了している。
ー記事抜粋終了ー

この事を日本政府はどう考えているのだろうか?

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